クライアント企業のプロフィール
業種 | 食品スーパーチェーン運営 |
取扱高 | 約9,000億円 |
従業員数 | 約400名 |
加盟店舗 | 220社、4,000店舗 |
環境方針 | 公開 |
取得認証 | ISO14001 |
支援前の状況
環境マネジメントシステムの導入は行なっているが、加盟店舗数が多く廃棄物の削減やリサイクルへの取り組み効果を、さらに高める必要があった。また、廃棄物処理法が年々改正強化されるなか、チェーン各店の廃棄物を適法かつ一元的に管理する必要性を感じていた。
課題と支援後の効果
クライアントの課題
- 現状の廃棄物処理方法に潜む法的リスクが、自社チェーングループ全体にとってどのようなものかが明確でない。
- 廃棄物の発生量そのものを抑制し、リサイクルもできるだけ自社内で取り組みたい。
- 全国店舗の廃棄物について、本部で一元管理できる仕組みがほしいが、専門家がいない。
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導入後の効果と成果
- 現状の廃棄物処理委託状況を分析、診断。経営層に報告会を実施し、現在のリスク内容と程度を可視化すると同時に、対策案を提案。
- 自社内処理について、法的課題を洗い出し。適法な処理工程を設計したうえで、適切な車両や設備を選択・導入。同時に、実施に必要な行政対応もカバー。
- クラウド型廃棄物管理システムの導入と並行して、廃棄物管理手順そのものを再設計。コストや手順を可視化し、全店標準化を実施。
- 発泡スチロール材の回収から自社内での溶融設備導入、売却先の選定まで仕組みを構築。
- 不要物を自社内で利用する仕組みを構築した上、その工程作業で障がい者の雇用機会を創出。